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300お米のお話 アーカイブ

2009年07月06日

お米の歴史

縄文時代の日本では、人々は狩猟や植物採集などで食べ物を確保して生活していました。弥生時代に入り、中国から朝鮮半島を経て渡って来た「お米」は、沖縄、九州、四国と伝わり、少しずつ北上して日本全体に広がっていったのです。

稲作の方法も一緒に伝わったので、人々は「お米を栽培する」という生活をはじめ、食べ物を求めて他の土地に移動することもなくなり、一つの土地に永住するようになりました。人が集まると、決まりごとが生まれ、一つの村ができあがり、「社会」が作られていきます。また、お米の収穫を神様に感謝して歌や踊りを捧げたことが、各地で独特の「文化」を生み出すもととなったと言われています^^

お米が大変な貴重品だった古代では、お米を多量の水で煮て、ドロドロの状態にして食べていました。やがて、お米を「蒸す」という方法が使われるようになり、現在の「炊飯」に近づいてくるのは、奈良・平安時代あたりからです(゜-゜)b

お米の生産技術が向上した現代では、たくさんある種類の中からお米を選んで食べることができますね。

古代米って何だろう?

「古代米」というのは、野生イネの特徴を受け継いだイネの原種です。糠の部分に含まれる色素によって種類が分かれていて、アントシアニン(紫黒の色素)を含んでいる「黒米(紫黒米)」、タンニン(赤い色素)を含んでいるのが「赤米」のほか、緑の色素を含んでいるの「緑米」があります。

健康ブームが訪れたことで、栄養豊富な「古代米」が注目を集め、人気が急上昇しています。「古代米」に含まれるタンパク質、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、鉄、カルシウム、マグネシウムなどの栄養素は、通常の白米と比べると、驚くほど豊富に含まれています。特に、黒米に含まれる色素・アントシアニンは、目に良い栄養素として有名ですね。それに、お肌をきれいにしたり、高血圧の予防にもなるという優れものです。また、赤米には、コレステロールや血圧の上昇を抑制したり、血糖値を改善する作用が期待されますので、現代人にこそ食べて欲しい食材といえますね^^

では、古代米の芯が残らずふっくらと炊き上る、おいしい「古代米の炊き方」をご紹介したいと思います^^

・米1合に対して、大さじ1の古代米を用意する
・古代米がかぶる程度の水を入れて、小鍋で15分位煮る
・お米研ぎ、水切りが終わったお米を炊飯器に入れて、古代米を煮汁ごと混ぜる
・目盛まで水を足す
・1時間以上、水につけて十分に吸水させてからスイッチを入れる

お米はダイエットの味方!

お米、パン、パスタの100gあたりのカロリーは、それほど差は無いのですが、パンにバターやジャムをつけたり、パスタにソースをからめることで、一気にカロリーがアップしてしまいます。しかも、一品食べるだけで満腹になるので、高カロリーな油脂類をたくさん摂るわりには、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどの栄養が不足してしまうのです。

ダイエット中の料理は、魚介類や脂肪の少ない肉を選んで、野菜や海藻をたっぷり使うようにしてください。全く油脂類を摂らないと、腹持ちが悪く、便秘になりやすくなるので、少しは使うようにしてくださいね^^

満腹感を味わいたいときには、野菜を出汁で煮たところに、茶碗1/2杯のご飯を入れて卵でとじた雑炊がおすすめです。驚くほど量が増えて、お腹がいっぱいになりますが、低カロリーなので安心ですよ!

お米の専門家?お米マイスター

「お米マイスター」というのは、日本米穀小売商業組合連合会が主宰する資格で、お米の専門職経験がある人だけが受験資格があるという、まさしく「お米博士」に値する資格です。 ^^

「お米マイスター」は、ヘルシーで素敵な食生活を送るための、優秀なアドバイザーでもあります。例えば、「モチモチしたご飯」とか「噛み応えがあるご飯」には、どんなお米が向いているのかなど、好みに合ったお米を選んでくれたり、料理によって最適なブレンドをコーディネートしてくれるほか、玄米、古代米、雑穀米についてなど、お米に関することなら何でもおまかせの専門家です。

「お米マイスター」の資格を取得するには、講習会に参加した後に試験を受けて合格する必要があり、試験に合格すると、「お米マイスター認定証書」が授与されます。幅広いお米の知識を持ち、お米の特性・ブレンド特性・炊飯特性を見極めることができる人だけが、「お米マイスター」になることが出来ます。お米のことなら、あなたの街の「お米マイスター」に気軽に相談してみてくださいね!

お祝い事にもお米!

日本人は、遠い昔から「お米」と深く関わりあいながら生きてきました。そんな歴史の中にあって、お米は、人生の節目を祝う「お祝い事」に、欠かせない存在になっていったのです^^

昔からある祝い事では、60才の還暦、70才の古希、77才の喜寿、88才の米寿のお祝いとして、また、めでたい長寿の記念品として、重宝されています。

以前から、出産の内祝いに「お米」を使うことはありましたが、今、人気があるのは、出生時の赤ちゃんの体重と同じ重さのお米を贈ることです。持ち上げて重みを感じてもらうことで、「こんなに元気な赤ちゃんが生まれました」ということが伝わりますね。

最近では、結婚式の引き出物として「お米」を使う方が多くなっています。二人の人生が実り多いものであることを願ってのことで、ラッピングに“縁結びの赤い糸”を用いたり、美しい風呂敷で包んだりと、各社とも素敵な工夫をこらし、見た目にも美しいものとなっています。

ほかにも、進学・就職・昇進祝いなど、今後の豊かな人生を願って、「お米」は幅広く使われています。「お米券」を使えば、贈る側も手軽ですし、受け取った側も、都合の良い時に適量の「お米」に換えることができて便利です(*^_^*)

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