お祝い事にもお米!
日本人は、遠い昔から「お米」と深く関わりあいながら生きてきました。そんな歴史の中にあって、お米は、人生の節目を祝う「お祝い事」に、欠かせない存在になっていったのです。
昔からある祝い事では、60才の還暦、70才の古希、77才の喜寿、88才の米寿のお祝いとして、また、めでたい長寿の記念品として、重宝されています。特に、「米」の字は「八十八の手間をかけて作る」という意味ですから、米寿のお祝い事にはピッタリですね。また、「元気で長生きしてね」という気持ちをこめて、敬老の日においしい「お米」をプレゼントすると、きっと喜んでくれますよ。
以前から、出産の内祝いに「お米」を使うことはありましたが、今、人気があるのは、出生時の赤ちゃんの体重と同じ重さのお米を贈ることです。持ち上げて重みを感じてもらうことで、「こんなに元気な赤ちゃんが生まれました」ということが伝わりますね。
以前、教会の挙式でのライスシャワーが流行したことがありましたが、後片付けが大変なことと、「お米」を捨ててしまうのはもったいないということで、今ではかなり減少しています。
最近では、結婚式の引き出物として「お米」を使う方が多くなっています。二人の人生が実り多いものであることを願ってのことで、ラッピングに“縁結びの赤い糸”を用いたり、美しい風呂敷で包んだりと、各社とも素敵な工夫をこらし、見た目にも美しいものとなっています。
ほかにも、進学・就職・昇進祝いなど、今後の豊かな人生を願って、「お米」は幅広く使われています。「お米券」を使えば、贈る側も手軽ですし、受け取った側も、都合の良い時に適量の「お米」に換えることができて便利です。