産地とお米の関係
お米の種類は、粘りとツヤのある「ジャポニカ米」、ややパサパサして細長い「インディカ米」、大粒でやや粘りがあり、パエリアなどに向いてる「ジャバニカ米」の3つに大別されます。私たちが食べているお米は「ジャポニカ米」で、ツヤツヤとした炊き上がりと粘り、そして、これだけで十分に美味しいことから、日本人の主食として定着し、現在に至っています。
初めて日本にお米が渡ってきたのは、2000年程前の沖縄、九州辺りで、それから少しずつ北上して広がっていきました。東南アジアを原産とする「お米は」、高温多湿を好むイネ科の植物ですが、その土地の気候や環境に合わせて栽培方法を工夫したり、長い年月をかけて改良を行ってきた結果、「ジャポニカ米」からさまざまなお米の品種が作り出されました。例を挙げると、有名な「コシヒカリ」や「ササニシキ」をはじめ、主に東北で作られている「ひとめぼれ」、北海道で開発された「きらら397」などです。
お米を含め、植物の成長は日照時間と気温に大きく左右され、その植物に適した環境というものがあります。そのため、同じ品種のお米でも、栽培に適さない地域で育ったお米は、残念ながら、あまり良いお米には育ちません。
お米に「産地」が深く関わっているのはそのためで、米づくりに最適な環境の地域で育ったお米は、「味も品質も良い」として人気が高く、評価も高いのです。さらに細かく見ていくと、同じ産地で同じ品種を育てていても、栽培方法、手入れの仕方、肥料の使い方などによっても変わってきます。生産者から直接お米を送ってもらうこともできますので、自分の好みに合うお米を探してみてはいかがでしょうか?