玄米を活かそう!
おどろくほど食生活が豊かになり、お店に行けば何でも食べたい物が手に入る現代では、「バランスの悪い食生活」が大きく影響するメタボ、生活習慣病などが問題になっています。
戦後、動物性脂肪が多くて高カロリーな欧米型の食事が広がってきた頃から、何千年も続いた“日本の食事”は大きく変わってしまいましたが、もともとは、お米を中心にして、汁物、主菜(主に魚)、副菜(野菜や海藻)をバランス良く組み合わせたものでした。
お米を中心とした本来の“日本の食事”は、「バランスが良くてヘルシーな食事」として、世界中で関心を集めています。中でもお米は、多くの栄養素を含む食材として、また、低脂肪・高タンパクの献立をつくりやすい主食として、注目されています。
お米には、良質のタンパク質、糖質、カルシウム、鉄のほか、ビタミンB1やビタミンEなどの栄養が期待されるほか、食物繊維も含まれています。収穫したお米からもみがらだけを取り除いた「玄米」と、さらにぬか層や胚芽などを取り除いた「精白米」とでは栄養値が異なります。
玄米の方が栄養を豊富に含んでいるのですが、消化が悪く、体に栄養を吸収する「吸収率」もとても低いので、栄養の全てを体に摂りいれることはできません。さらに、玄米の調理には非常に手間がかかりますので、調理が簡単で消化吸収の良い精白米の方が、毎日の主食に向いていると言えるでしょう。
両方のメリットを活かすために、時間のあるときに「玄米をまとめて調理して、小分けにして冷凍保存しておく」という方法があります。普通に精白米を炊飯して、あとは、解凍した玄米を好みの割合で混ぜるだけでOKです。